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妊婦写真、子供写真撮影のライフフォトブログ
カメラマン先浜恵理子によるlifePhoto blog。妊婦さんや赤ちゃん、夫婦、家族、結婚式の出張撮影をしています。2008年4月に744gの超未熟児で生まれた娘「ももちゃん」の成長日記もおりまぜつつ、日々の撮影記録です。
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記念日
娘が生まれてから「おはつ」が増えて、その度に胸がキュンとしてしまいます。この気持ち、いつまでも忘れないでいるのはむずかしいかもしれませんが、でもやっぱりいつまでも覚えていられたらなあと思います。

ひとつの命が授かったとわかった時
心音を聞いた時
お腹の中で動いた時
初めて対面した時
体をさわった時
口に母乳をつけてあげた時
体重がふえたと知った時
まばたきするのを見た時......

本当に本当にうれしかった。

生きていること、心臓が動いていること、呼吸していること、成長していること、これらがみんな「当たり前」のことになっていくことは、それはそれでとても嬉しいことだけれど、それが何にもかえがたいほど尊く、素晴らしいことだということを感じ続けていきたいなあと思います。


そして、今日、彼女を初めてこの手で持ち上げました。


「抱っこ記念日」です。


小さな小さな彼女の体は、とても重くずっしりと感じました。「あ~生きてるんだな」って思ったらぽろぽろ涙が出てきました。気持ち良さそうに私の手の中に体をあずけ、ゆっくりと目を閉じながら眠りに落ちていきました。

もうそれだけで幸せです。
彼女が生きているということ、それだけで幸せです。
だからずっとずっと元気でいてほしいと、ずっとずっと一緒にいたいと思いました。

毎日繰り返される殺人事件や、自分で命をたってしまうニュースを聞くと本当に悲しくなります。「あー、お母さんは悲しいだろうなあ」と。お母さんのお腹の中から生まれてきて大切に育てられた命が、ひとつでも悲しい終わり方をしないでほしいなと願います。

次の「おはつ記念日」は何でしょう。毎日とても楽しみです。

CIMG0702.jpg


お口も無事にお披露目されました。
CIMG0698.jpg

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祝祝祝
先週「わくわく速報」をお伝えしたのに、「続報」がすぐにお伝えできなくてごめんなさい。いろいろな検査が続いて、一度に多くのことをやるとストレスが大きいとのことで、肺の管をぬくのは週明けまで延期されていたのです。

今日の午後にチャレンジしますと予告されていたので、どきどきしながら夜の面会に行くと、なんと管が・・・


はずれていました%82%A6%82%A5!!!!


そして何と、鼻マスクもしていない!自分の力で呼吸しているではありませんか。久々に涙でびちゃびちゃになりそうでした。どんなかわいい唇かしら?とあせる気持ちをおさえながらのぞきこんでみると・・ちゅーちゅーとおしゃぶりをしゃぶっていて、見えませんでした(泣)%82%8F%82%92%82%9A

未熟児用の小さなおしゃぶりなのですが、それでも大きく見えますね。どうにか、お口が見たい!と思い2時間ほどねばりましたが、結局最後まで、すやすやちゅーちゅーの繰り返しでした。そんなにじらさなくても、ねえ。まあ、楽しみは少しずつってとこですね。

でも顔まわりにあった管がなくなってすっきりして、何だか私の心まですっきりした感じです。肺がとても弱く生まれたために、自分の力で呼吸するというのは彼女にとって一番の大きな目標でした。生まれたばかりの時の肺と今の肺のレントゲンを見せてもらいましたが、だいぶ大きくなっていて本当にほっとしました。看護士さんたちが、次から次へと私たちのところに来てくれて「よかったね」と声をかけて下さって、その度に胸があつくなりました。毎日毎日一緒にたたかってくれている看護士さんたちです。帰る途中もすれ違う人、すれ違う人みんな足を止めて「もう会いました?」とか「夕方すっごいかわいかったんですよ!」とか「おめでとう!!」とか、自分の家族のように、彼女が管をはずせたことを喜んでくださいました。気にして下さっているというのが、何よりもうれしいことです。%83L%83%89%83L%83%89

3,4日たつと、自分で呼吸することに少し疲れてきて鼻マスクを装着する赤ちゃんも多いそうですが、このまま順調にいけば何もつけないままいくそうです!そうしたら、保育器の中で小さなお風呂にいれてあげたり、おむつをかえてあげたり、もちあげだっこしたりできるそうで・・

再度、わくわくわくわく。%82k%82n%82u%82d

とにかく大きな一歩の1日でした。うれしー!

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「え?何ですか?」のポーズ(笑)。
CIMG0651.jpg

わくわく速報
先ほど夜の面会に行ったら看護士さんからうれしいお知らせがありました。


「自分でずいぶん呼吸できるようになったので、明日、肺にいれている管をぬいて鼻マスクにかえる予定です」と。


と、と、ということは・・・

今まで口にとめられていたテープがとれるということは・・・


かわいいとのご対面ができます!!%82%A6%82%A5


そして何より、泣き声を聞く事ができます!!!!!%8AG%95%B6%8E%9A%96%BC%82%F0%93%FC%97%CD%82%B5%82%C4%82%AD%82%BE%82%B3%82%A2


わくわくわくわくわくわくわくわくわくわくわくわくわく


どんな声をしてるんだろう。heart0


取り急ぎ、速報でした。楽しみすぎてひっくりかえりそうです%CA%B0%C4%CA%B0%C4%CA%B0%C4%CA%B0%C4

本当に感謝です。
娘が誕生してから1ヶ月半がたち、未熟児室での入院生活にも慣れて来た今日この頃・・・。

毎日頭が下がるのは、24時間看護を続けてくださっている先生や看護士さんたちです。私は大きな病気をしたこともなく、ほとんど病院にかかったことがなかったので、今回初めての入院を体験して、医療の仕事に携わっている方たちに心から尊敬の念を抱きました。

私が救急車で運ばれた時、不安だろうからと、夜遅くまでそばに付き添っていてくれた看護士さんがいました。毎朝「調子はどお?」と声をかけにきてくれた先生がいました。担当の日ではないのに、私の異常を聞いて家からかけつけてくれた先生がいました。数時間ごとにおむつをかえてくれて、水枕をかえてくれて、体をふいてくれた看護士さんたちがいました。

毎日娘の様子を日記に書いてくれる看護士さんたちがいます。小さな体の変化に慎重に目を光らせてくれている先生たちがいます。毎時間、体の向きをかえてくれて、口の中の異物を吸引してくれる看護士さんたちがいます。

この多くの人たちのおかげで、一つの命が今も元気に育っているところです。

親身になって話しを聞いてくれたり、自分の子供のように赤ちゃんをかわいがって毎日様子を細かく話してくれる先生や看護士さんたちからは、情熱や愛情が強く伝わってきます。

「医者になりたい」とか「看護士になりたい」という気持ちの中には必ず、病気やけがをした人を助けたい、救いたいという共通の思いがあるわけで、そういう気持ちを持ってこの職業についているというだけでも「ありがとう」と感謝をしたくなってしまいます。

最近では医療事故や医師不足の問題など暗いニュースが多い日本の医療現場ではありますが、今回の出産体験では心から、娘が医療技術に発達した日本に生まれてきて本当によかったと思いました。700gという小さな体は、今まで未熟児医療に携わってきた多くの人たちの研究や、絶えまない努力によって救われたのだと思います。そして何より、平和な日本であるからこそ救われたのだと思います。

先日、遠方からおじいちゃんおばあちゃんが娘に会いにきてくれました。「苦労して大変な思いをして、みんなに応援されて生まれてきたんだから、絶対にやさしい子になるよ」と強く励まされました。

感謝の気持ちを忘れずに・・・。いくら時間がたっても忘れてはいけない言葉ですね。

さて、副腎機能が低下し、血圧の低い状態が続いて、心配していた彼女ですが、徐々に自分でおしっこを出すことができるようになってむくみも解消されてきました。気持ち良さそうにすやすや寝ている姿を見るとホッとします。小指がたってますよー。がんばれがんばれ。

CIMG0525.jpg

贈り物
「今年は大きなお腹で誕生日を迎えるなあ」と思っていたのですが、平らになった(まだなっていない)お腹で誕生日を迎えることになりました。1歳若くして母になれて何だか得した気分です。

毎年あまり誕生日は意識しないのですが、今年はやっぱり少し自分でも特別な誕生日だなと思って記念の品を買おうと(買ってもらおうと・・)、何日か前から考え始めました。そうしたら、ふと出産前の入院中に枕元で母が言った言葉を思い出しました。

「昨日、昔の時計が出て来たの。あなたのおばあちゃんがくれたものなんだけど、巻いたらまだ動いたのよ!何だか嬉しくなったからまたつけようと思って・・」

とその時計を見せてくれました。その小ぶりの丸っこい時計は、何十年も前に作られたものなのに何だかとてもかっこよく見えました。ずっと母が大事にしてきたおかげで、古い時計もきらきらひかる時計に変身したように見えました。

私はほとんど時計に興味がなくて、もう何年も腕時計をせずに毎日を過ごして来ましたが、そんなエピソードも手伝ってか急に腕時計が欲しくなりました。いつか娘にかっこつけながら、「この時計は、あなたと一緒に時を刻んできたのよ」なんつって見せたいなーと思いました。

というわけでアンティークの腕時計を選びました。30年代に作られたものだそうです。たくさんの人の手から手へ渡って来たこの時計が、いつか娘に胸をはって渡せるように、充実した年月を過ごせたらいいなと思います。


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呼吸は落ち着いてきたものの、今度は低血圧に悩まされている彼女です。一難去ってまた一難ですね。でも会いに行くとかわいくてかわいくて、「一緒に家に帰りたいなあ」と涙が出そうになります。辛抱、辛抱、また辛抱・・。

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胴上げされた感じでした
お産って「鼻からスイカが出てくるぐらい痛い」とか「あんなに痛いものは他にない」とか言いますよね。確かにものすごく痛いのですが、私の場合、最後の赤ちゃんが出る瞬間は、


「胴上げされた感じ」でした。


ま、胴上げされたことないんですけどね。ぷ。

またはおみこしの上に自分が乗ってかつがれた感じ?
ま、これも経験ないですけどね。ぷぷ。

または、浅瀬で遊んでいたら大波が来て「ぐるんぐるんぐるんっ!」と体がもっていかれて
でんぐり返しを何度もして、めちゃくちゃ塩水を飲んじゃった感じ?
これは何度も経験あります。はい。

私はお産まで1週間の心の準備がありました。予定では3,4ヶ月後になる予定が早く来てしまったわけですが、それでも救急車で運ばれてすぐに出産!となるよりは、1週間の猶予があってよかったです。なぜなら私、本当に臆病で小心者なんで、赤ちゃんが授かったと聞いた時だって嬉しい反面、すぐにお産を想像して1日中下半身が緊張してしまったほどです。すぐに出産になったら、気を失ってしまったんじゃないかと思います。

で、入院期間中、私は2回ほど実際に妊婦さんのうめき声を聞く経験をしました。それはそれは想像を超える大声で、「そんなにおっきな声出していいのっ?!」っていうぐらいの悲鳴でした。きっと汗だくで、髪をふりみだしているんだろうなと想像できる感じの。私まで手に汗にぎりました。

しかし、私は痛みを我慢するときは「ふっ」とうずくまって静かに耐えるタイプ?なので、自分はきっとお産の時大声は出さないだろうなと思っていました。

そして実際、陣痛に耐えていた間は、ベッドの手すりを力一杯にぎって「ふんっ!ふっ!ふー」と笑えるぐらい、しず~かに汗だくになっておりました。助産婦さんに「あのー、痛かったら声出していいんだからね」と言われましたが、心の中で、「どうだ!私は大人なのさっ!」とよくわからない誇りを持ってお産に挑んでいました。あまりに静かすぎて、途中で旦那さんに「音楽かけてもらっていい?」と頼んだほどです。あの静けさの中で、先生とたくさんの助産婦さんに苦しむ様子を見られていることに何だか耐えられなくなってしまったんです。

そして、お産がクライマックスに近づくにつれて、助産婦さんや先生たちの応援の声が大きくなって行きました。「そっとよ、そっといきんで!」「やさしく息をしてねー」と難しい注文をされながら、そのみんなの声がだんだん大きくなっていくことで自分の感情もかなり盛り上がり・・・赤ちゃんの頭が見え始め・・・・

出てくる瞬間は、

わああああああーっっっっっっ!!!!!

っと胴上げされた感じでした。うー、伝わりにくいな。
私の文章のへたさが悲しい。

とにかく何がおこったかわからないぐらいの痛みに襲われたのと同時に、みんなの叫び声(私にアドバイスをする声)がものすごい音量で私の頭の中で響き渡り、薄暗かった室内がぱっ!と明るくなったんです。静かにしていたら、いきなりかつぎあげられたというか・・胴上げされた感じ?

あー、うまく書けない。

まあ、そんな感じでした。(まったく伝わっていませんが自己満足で終わりにします。)

めでたい感じ。お祭りな感じ。紅白歌合戦で北島さんが「祭り」を歌って最後に紙吹雪で何だかすごいことになっている感じ。

でっす。

だから何だか痛かったけど、振り返ってみると楽しかった気がします。いろいろつらいこともありましたが、お産はやっぱり喜びの方が大きかったです。だから痛みに弱い私でも、とても意外ではありますが「もう何回か経験したいな」なんて思ったんです。

こちょ

↑この足の横にたばこの箱とか置かないと大きさがわからないと思いますが、ちっちゃくてちっちゃくて本当にかわいい足です。手の指の関節1こくらいですかね。こちょこちょっとしたい衝動に毎回かられます(笑)。
お山
ずっと順調にきていた彼女ですが、ここにきてまた越えなければいけない山に直面しているところです。

とにかく週数が早く生まれてきたために、肺がとても弱いんですね。「未熟児慢性肺疾患」というもので、呼吸が苦しくなってしまうことが多くなって来ました。心拍数が一度下がると、また元に戻るまでに時間がかかるんです。昨日も面会の時に何度もブザーがなって、その度に私の胸の鼓動も早くなってしまいますが、心の中で応援して見守る事しかできません。

苦しくなると、身の置きどころがないのか、伸びをしたり体をもぞもぞさせたり、しかめっ面をしたりして、見ていると可哀想でしょうがないのですが、また数分後にはすやすやと元の状態にもどるのでそれを待つばかりです。看護師さんたちが頻繁に口の中の痰を吸引してくれたり、体の向きを変えたりして少しでも彼女が苦しくなくなるように、手厚い看護をしてくれています。「今はたくさん「手のかかる子」でいてくれていいんだよ」とよびかけています。「苦しくなったらすぐ言うんだよ」と。

この肺疾患は正常の状態になるまでとても時間がかかるそうで、退院後も酸素吸入をしながら生活するお子さんもいるようですね。ただ、いつか必ず治る時が来るそうなのであまり心配しすぎないようにと言われました。体の成長と肺の成長が十分になるまでにはしばらくかかりそうですね。

でも、毎日彼女に会いに行って小さな小さな成長を見る事は本当にうれしくて幸せなことです。
毎回「おもしろポーズ」をして待っていてくれますし!

がんばれがんばれ。小さなももちゃん。

また耳が餃子に・・・

ふたえ

祝!1ヶ月。
今日で彼女が誕生してちょうど1ヶ月です!おめでとう。

おととい実家から自宅に戻り、何ら今までと変わらない風景を見て、何だかこの1ヶ月に起こった出来事が嘘のような本当のような・・。まだぼーっとしております。「赤ちゃんを迎える準備は間近にせまった夏ぐらいでいっか」とのんびりしていた我が家には、全然「赤ちゃん色」がなく・・・。これから徐々に彼女を迎える準備をしていかなければ!

1ヶ月で娘も身長が2.5cmのびて、体重も約200g(一度水分が出て減ってから)増えました!順調に育っています。

早く産まれた赤ちゃんは、まだお母さんのお腹の中にいると思い込み呼吸するのを忘れてしまうことがあるそうで、娘も呼吸器によってきちんと肺をふくらませて呼吸できるようにしてあげている状態なのですが、この呼吸が安定するにはまだ時間がかかるんですね。

で、今朝病院に行くと看護師さんから「ももちゃん、少しお姉さんになったから感情が出て来たようで、人肌が恋しいみたい」と言われました。以前から、保育器の中に手を入れて包み込むようにしてあげると呼吸が安定すると言われていたのですが、その「手のぬくもり」をほしがる頻度がふえてきたようです。

「お手当て」という言葉があるように、手ってものすごいパワーを持っているんですね。少し押さえるようにま~るく手をおいてあげるとお腹の中にいるような安心感があるそうです。ばたばた手足を動かしていても、これをやってあげると自然と静かにすやすやと眠りに落ちていくんです!ハンドパワーですね。

あたため


今日はこの「お手当て」をする前にものすごい暴れていて、こんな「何かにうちひしがれているポーズ」をしておりました。この写真のポーズの後、生まれたての子馬のようにほっそい足がぐぐぐ~んと持ち上がったので、「もしかして四つん這いになるんじゃ・・」と少しあとずさりしましたが、片足だけで終わりました。ひゃっひゃっひゃ。びっくりして思わず「ひ~」と叫んでしまいました。

まあ、元気があっていいのですが・・。何ともかわゆい。%82%D5%82%C1%82%AD%82%E8%83n%81%5B%83g


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元気でいるということ
お産の数時間後、私たちは未熟児室によばれ
これから娘が立ち向かうリスクなどについて、先生から話しを聞きました。

先生は、これから起こりえる最低のケースだった場合の説明をするわけですから、
ものすごい数の病名をあげたことは言うまでもありません。
私のお腹の中であと4ヶ月近くかけて、体を完成させていく予定だったものが
途中で未完成のまま外の世界へ出て来てしまったわけですから、それは大変なことです。
娘は1000g未満で産まれた、未熟児の中でも一番さまざまなリスクをかかえる
「超低出生体重児」でした。

私は1週間天井を向いたままの姿勢だったので、
お産後に車いすにのせられても、目がぐるぐるとまわっておりました。
90度世界が傾いたんですから当たり前ですね。

そのふらふらの状態に加え、さらにたくさんの病名を聞かされた私は、
恥ずかしながら、説明を聞いている途中で、貧血で倒れ
再度もとの病室に運ばれてしまいました・・・。
そしてまた天井をながめるはめに。

ですから、自分が退院後、未熟児に関する本を読んだり、インターネットで調べたり
することにとても躊躇しました。いろいろ知ったからと言って心配がふえるだけだし、
自分たちに出来る事は彼女の生命力を信じるしかないんだと思う気持ちと、やっぱり詳しく
知っておきたい、娘の過酷な状況を理解したいという気持ちがぶつかり、何日かは葛藤しました。

でもやっぱり、本を手にとらずにはいられませんでした。

結果は、私の場合はよかったことのほうが多かった気がします。
同じような経験をした人たちの話しを読んだり、病気の原因や治療の仕方、
退院後気をつけなければならないことなどを知ったりすることは
何も知らないよりは、安心感につながったのではないかと思います。

でも気をつけなければいけないのは、その「知識」に惑わされて神経質に
なりすぎてしまうことですね。いけないとはわかっていても、
「だって本に○○って書いてあったよ」とか「今○○の治療をしてるんだって、大丈夫だろうか」と、
つい不安をこぼしてしまうと、「心配したってしょうがないじゃない」と、家族に言われます。
不安で涙を流しながら彼女の退院を待つより、これからどんなふうに成長するんだろうと
楽しみに待っていてあげたほうが、赤ちゃんも嬉しいと思うよと。

私が今できることは、彼女を信じて、たくさんの愛情を注いであげることだけではなく、
自分自身も元気でいること、それが大切なんですね。彼女が生まれてもうすぐ1ヶ月が
たとうとしていますが、たくさんの人に励まされ支えられて、私の心の中でもたくさんの変化がありました。

身体的に、できなかったり遅れをとったりすることがこれからたくさん出てくるかも
しれないけれど、他の子とくらべる必要は全くないと、何ヶ月でハイハイができようと、
何歳で歩けるようになろうと、彼女は彼女のペースで大きくなればいいんだと、
今は、そう思えるようになりました。彼女はひとりしかいないんですから。

よく言う、「命の大切さ」とか「親が子を思う気持ち」とか「人を愛する」とかって、
わかっているつもりでしたが、わかっていたのは表面的なことだけで、
実は全然わかっていなかったような気がします。

それをきづかせてくれた娘に、大感謝をしなければいけないですね。

「あまり心配しすぎず、明るく元気に毎日を過ごすこと」

これが娘の退院までの私の大きな目標です。

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先月は今まで生きてきた中で「一番涙を流した月間」だったのは間違いありません。
でも、その涙の種類は一種類ではなく、たくさんありました。

これからどうなるんだろうと不安でしょうがない涙
心配かけて申し訳ない涙
みんな優しいなあと感動の涙
治療がつらくてひとり流した涙
出産が終わってほっと安心した涙
よく頑張ったと自分をほめる涙
赤ちゃんが無事に産まれたことへの感謝の涙
自分が母親になったことへのうれし涙
搾乳がつらくて流す涙
赤ちゃんに会いたくて流す涙
・・・・

で、この涙たち、何で出て来たのかを考えるとひとつの共通点がありました。
ただいきなり出てきたのではなく、私の場合、自分や他人がその状況を
理解してくれているとわかった時にどっとでてくるのです。

例えば、「先生がついてるから大丈夫よ」と言われても涙は出ませんでした。
でも、「突然のことで、不安だよねー、今一番つらいよねー」と
看護師さんに言われたとたんにどっと涙があふれました。

「あー体がしんどい」と心の中で思っていても、泣くものか!とふんばっていました。
「大丈夫、元気になるよ」と励まされても、うんとうなづくだけで涙はでませんでした。
しかし家族に、「こんな動けない体勢で24時間薬いれて頑張ってるんだもん、しんどいよね」と
言われたとたんに涙が頬をつたいました。

赤ちゃんが産まれた直後は心配で緊張していて、涙はでませんでした。
でも、「あなたはお母さんになったんだね。よくがんばったね」と言われたとたんに
緊張がとけ、うれしさと安堵が入り混じって涙はとまりませんでした。

でも泣くとすっきりします。次へと進むパワーになる気がします。
だから悲しくて流す涙も、決して悪いものではないんですよね。
感情の噴出とでもいいますか。

娘がこれから声を出して泣くようになっても、大きくなって友達とけんかをして泣いて帰ってくるようになっても
なんで泣くのよ!とか泣いちゃだめでしょ!とかもう泣かないで!ではなくて、
悲しかったんだねーと、よく伝えてくれたねーと、よく頑張ったねーと、声をかけて
あげられたらいいなと思いました。

赤ちゃんのように泣いてばかりいた私には、それが一番の安心感へつながったものですから。
となりにいて、背中や肩をさすってもらっただけで子供のように素直になれた気がします。

娘の「初泣き」は呼吸器がはずれるまでのお楽しみですが、どんな声で泣いてくれるんだろうと
今からとっても楽しみです。

小さな体できみはたくさんがんばっているよ!

ちいもも






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