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妊婦写真、子供写真撮影のライフフォトブログ
カメラマン先浜恵理子によるlifePhoto blog。妊婦さんや赤ちゃん、夫婦、家族、結婚式の出張撮影をしています。2008年4月に744gの超未熟児で生まれた娘「ももちゃん」の成長日記もおりまぜつつ、日々の撮影記録です。
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手術の日
みなさんからのたくさんの応援のおかげで、
7/31に無事、目の手術を終えることができました。
まずは、本当にありがとうございました。

手術の朝、早朝の搾乳を終えてからも、そわそわと落ち着かない私は、
「家がきれいだと福が舞い込んでくるらしいよ」と教えてくれた
友人Nちゃんの言葉を思い出し、玄関から家中の拭き掃除を始めました。
だいぶ、気がまぎれて、部屋もきれいになって、気持ちよく病院へ出発できました。
ありがとう、Nちゃん。

病院に着くと、手術の12時間前から「断乳」を始めた彼女はお腹が空くらしく、
かなりばたばたと暴れながら、おしゃぶりをちゅーちゅーちゅーちゅー吸っていました。

「2時に手術室へ出発します」

と言われてからはもう心臓がバクバクしてしまって、全身鳥肌がたつぐらいの緊張。
今にも泣き出しそうなぐらい、顔がこわばっていたことでしょう。
先生に「では、行って来ますね」と言われた時も、恥ずかしいことに声が出せず
深くお辞儀をすることしかできませんでした。


彼女の人生がかかった手術でした。


未熟児網膜症によって、「網膜剥離」つまり失明の状態に近づいていた彼女の目。
今回の手術はわかり易く言うと、網膜をはがそうとしてしまう「ひっぱる力」を取り除く手術でした。
この手術をやるにあたっては水晶体という、目のレンズの部分をまず取り除かなければならず、
自分の目だけでものを見る事は一生できなくなります。ただこの「ひっぱる力」を取り除いてあげることで
網膜がはがれてしまうのを防いで少しでも視力を残し、眼鏡などを使って視力訓練や矯正をおこなうことで
少しは見えるようにさせるというものでした。

人工呼吸器を肺に挿管し、全身麻酔をおこなってから約2時間の手術。
この病院には全国から、手術を待っている子供が運ばれるため、
先生たちは分刻みのスケジュール。手術の直前に、担当の先生によばれ
「今から、始めます、いいですね?」と言われた時は、
その集中力みなぎるパワーに圧倒されました。

病院では車いすの子や、松葉杖で頑張って歩いている子もたくさん見かけました。
そして手術室のまわりを見渡せば、みんな子供の手術が終わるのを待っている家族ばかり。
体のどの部分に障害が残っても、心配な気持ちはどの親でも一緒ですよね。

自分たちだけが特別ではないと、つくづく感じました。

どんな障害を持っていても、決して悲観することなく、
明るく、そして強く、社会の中で生きていくことが大切な事ではないかと。
大変な時には誰かの力を借りればいいと。

生きているとつらいこともたくさんあるけど、
人生ってこんなに楽しいんだよって、
ももちゃんにはいろいろな方法で教えてあげよう!と。

だって、あなたが生まれたことで、私の人生はこんなにうれしくて
楽しいものにかわったんだよって、伝えようと。

そんなことを考えながら3時間が経ちました。
友達が送ってくれたお守りは、握りしめすぎてあたたかくなっていました。
ふと隣を見れば、彼の両手もやっぱり、真っ白になるぐらい握りしめられていました。
みんなみんな願いは同じでした。

先生によばれ、今回の手術が成功に終わったことを伝えられました。
時間内に、両目の中にある、悪さをするものは全て取り除いたと。
左目は特に状態が悪かったので、視力はあまり期待できないけれど、
右目は何とか見えるようになるのではないかということでした。

本当にうれしかったー。

「ももちゃんが、麻酔に耐えられたんだ!」と思ったら、早くかけだして行って
がんばったねと、ほめてあげたい衝動にかられました。
術後の処置を終え、1時間後やっと彼女に会う事ができました。

3日間は眼帯がつけられ、帽子をかぶせられて顔が見えない状態では
ありましたが、昨日は口から哺乳瓶で母乳を飲んでいてとても元気な様子でした。

子供の目というのは6歳ぐらいまでに、いろいろなものを見る事で視力や脳が成長していくそうで、
きちんとした視力を確保してあげないと、目も脳も成長していかないのだそうです。
暗い部屋にばかりいて、外に連れて行く事が少なかったりすると、発達が遅れてしまうそうです。

というわけで、今週、娘の小さな小さな顔にも「めがね」が装着される予定です。


「めがねのももちゃん」をどうぞみなさま、これからよろしく。
その眼鏡は、彼女が頑張った結晶でもあります。


しばらくは毎日目の検査があり、来週には元の病院にもどって
もう少し体重を増やしてから、退院の準備をする予定です。

早く一緒に生活したいなあ。

もうすぐ誕生してから4ヶ月。
待ちこがれていた日のカウントダウンが始まります!

とりあえず、大きな手術が終わってほっと一息の日々です。
先生に感謝。神様に感謝。そして、みなさん、本当にパワーをありがとう。

↓手術前のやりとり。

母   「ももちゃん、手術がんばってね」

娘   「え?なに?聞こえない」

CIMG1746.jpg

母   「・・・・・。みんな応援してるからね。」

娘   「あーそう。わかった。がんばるよ!」


CIMG1744.jpg

と思っていたかはわかりませんが・・・。



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【2008/08/05 16:32】 | # [ 編集]


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